中堅私大古文演習|解説が分かりやすい古文の演習用問題集

逆転合格.com|大学受験勉強法,参考書,大学別攻略情報オススメ国語の参考書82選中堅私大古文演習|解説が分かりやすい古文の演習用問題集
科目 国語
出版社 河合出版
目的 古文問題演習
対象者 古文の問題演習を積み重ねたい人
難易度 中堅私大レベル
分量 200ページ
使用期間 高三11月~1月ごろ
ジャンル 古文問題集

・具体的なオススメポイント
中堅私大レベルの古文の問題が詳しい解説付きで演習できる
・注意点
古文単語や文法、読解テクニックの基本が身に付いた後に取り組むこと

中堅私大レベルの問題演習におすすめ『中堅私大古文演習』

今回ご紹介する『中堅私大古文演習』は、タイトルの通り中堅私大レベルの古文の問題演習ができる教材です。問題のボリュームが多く、基本的な古文の単語や解き方、文法事項を押さえた人がたくさんの問題を解くためにおすすめの内容となっています。

古文の問題は、初見の問題でも文法知識を正確に使って読み解いていくことが大切です。しかし、同じ問題ばかり繰り返していると答えを覚えてしまうというデメリットがあります。そこで、『中堅私大古文演習』のような問題集に取り組むことで、初見の問題をスピーディーに解くための演習が可能です。日東駒専や産近甲龍くらいの難易度の問題演習を行いたい人は、今回ご紹介する『中堅私大古文演習』から問題演習をスタートするのがよいでしょう。

そこで今回は、『中堅私大古文演習』の詳しい特徴や学習方法のポイントについて解説します。

解説が分かりやすく1問1問の解き方が手寧に理解できる

古文の問題集の中には、解説が少なく全訳しか載っていないようなものもありますが、『中堅私大古文演習』は1問ごとの解き方や考え方が丁寧に解説されているので学習しやすい教材です。なぜその選択肢が正解になるのかであったり、なぜそのような訳文になるのかであったりといった点が余すことなく解説されています。

古文の問題では、本文を読み取る際に文法事項を正確に見抜くことと、省略されている主語を補って読むことなどが必要です。しかし、基本的な単語や文法を覚えただけだと、これらのテクニックは不十分な状態となってしまいます。そこで、『中堅私大古文演習』に掲載されているような問題を通じて、実際の入試問題の過去問レベルの問題をいかに解いていくかを学ぶことが大切です。

自分で問題を解く中で、すこし不安な部分が残ったものや、何となく正解を出せてしまった問題については、解答解説を確認して正解の根拠となる要素を確認することをおすすめします。また、間違ってしまった問題は解答解説を見ながら不正解になってしまった理由を明確にすることで、次回以降古文の問題に生かすことが可能です。

同じ演習教材のシリーズでよりハイレベルなものへとステップアップすることも可能

もし、目指している大学がMARCHや早慶などより高い難易度である場合は、『中堅私大古文演習』と同じシリーズで出版されているよりハイレベルな問題集にステップアップすることをおすすめします。MARCHレベルまでの問題を解きたい場合は、『「有名」私大古文演習』という問題集を解きましょう。また、早慶レベルまでの入試問題対策を行いたい場合は『首都圏「難関」私大古文演習』という問題集がおすすめです。

どの教材も、掲載されている各問題についての解答解説が詳しいため、段階的に古文の実力を上げていくのに役立ちます。分からない問題や間違ってしまった問題があったら、その理由を明確化してほかの問題を解く際のヒントにしていってください。

知識が曖昧な部分が見つかったら基本知識を整理しよう

『中堅私大古文演習』は問題が中心の教材ですが、同時に重要古語や敬語について覚えておきたい知識もまとまっているのが特徴です。もし、問題を解いていく中で知識が曖昧になっている部分が見つかったら、その部分についてしっかり復習して記憶を確かなものにしていきましょう。

基本的な知識が甘いまま問題演習だけを繰り返しても、初見の問題を早く正確に解くための力は効果的に身に付きません。特に、助詞や助動詞の判別方法や、敬語に関する知識は、覚えているつもりが抜けてしまっていた部分が見つかることも多いです。『中堅私大古文演習』には様々なジャンルの古文の問題が出題されているため、入試に必要な知識が頭に入っているかどうかを満遍なくチェックできます。

問題を解いていく中で少しでも気になる部分や、理解しづらい部分が見つかった場合は、放置せずにきちんと知識を固めていくようにしてください。この作業を繰り返し、さらに志望大学の過去問を十分に演習することで、合格に必要な古文の知識と解き方のテクニックが身に付きます。

まとめ

今回は、古文の問題演習ができる『中堅私大古文演習』の特徴や学習方法のポイントについて解説しました。入試の古文は点数を取る方法が分からず悩む人も多い科目ですが、基本単語や文法を理解したうえで、演習問題を積み重ねれば確実に点が取れるようになります。

まずは古文単語や文法知識について基本教材を使って仕上げた上で、『中堅私大古文演習』に掲載されているような問題を数多く解いて知識を定着していくようにしてください。なお、『中堅私大古文演習』は解説が丁寧で分かりやすいため、基礎知識を身に付けた人であれば解き方が理解しやすい教材です。

さらに、同シリーズでより難易度の高い『「有名」私大古文演習』や『首都圏「難関」私大古文演習』へとステップアップしていけば、難関大学レベルの入試古文を解く実力が身に付きます。実際の過去問演習を通じて古文の読解力を上げていきたい人は、まずは今回ご紹介した『中堅私大古文演習』を使って演習を進めていきましょう。その上で志望大学の過去問を十分に演習して、合格点を勝ち取ってください。

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